ライフジャケットの常時着用!
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 H29  石狩湾港マリンパトロールステーション開所


 平成29年7月26日に小樽海上保安部は、石狩湾港花畔ふ頭4号岸壁で石狩湾救難即応体制の強化を目的とした石狩湾港マリンパトロールステーション(略称「石狩湾港MPS」)開所式を実施しました。
 石狩湾港を中心とした海水浴場及びその周辺海域では、毎年マリンレジャーに伴う海浜事故等が多発していることから、発生する事案への迅速な対応や海難防止啓発活動を効率的に実施することなどを主な目的として開設しているものであり、今年度は札幌市などの小・中学校の夏休み期間である7月26日から8月21日までを開設期間としました。
 石狩湾港MPS開所式には、近隣の関係機関等からの御来賓をお招きし、石狩湾新港管理組合専任副管理者及び石狩副市長に御挨拶をしていただきました。御来賓の方からの石狩湾港MPSが開所されることは人命救助の観点から非常に頼もしいとのお言葉をいただけるなど石狩湾港MPSへの期待の高さが伺えました。

 
 石狩湾港MPS開所式     開所式に臨む巡視船ほろべつ乗組員 

 開所式終了後には、海上安全指導員が乗船するPWCに交通課職員が上乗りしての海上安全パトロール出動式及び海上安全パトロールを実施して官民連携しての安全指導体制をアピールするとともに、巡視船ほろべつ潜水士等による水難事故を想定した捜索救助展示訓練も行いました。

 
 海上安全パトロール艇出動   石狩湾のパトロールに向かう


 
 溺者役の潜水士2名    水上オートバイで1名を救助

 
 水没した要救助者の捜索を開始する潜水士    潜水捜索開始

 
 水没していた要救助者を確保    担架に収容し船上に引上げ

 当海上保安部では6月には近隣救助機関との「五機関合同潜水訓練」、7月には関係機関と「官民連携合同捜索・救助訓練」・「えさんと回転翼機による連携訓練」を行い海水浴シーズンに向け準備を進めてきましたが、いよいよ海水浴シーズン本番が到来しました。
石狩湾周辺のアツい夏に小樽海上保安部は各関係機関と連携して対処していきます!!